ハマった逸品では、私が偶然出会いハマってしまった美味しい逸品を紹介します。誰かに勧められたとかそう言うものは紹介しません。偶然出会ったものだけを紹介します。
香脆雲筍(読めない...悲)
今回紹介するのは、「香脆雲筍」。ほとんどの方は聞いたことも見たこともないと思います。そもそも、私が読み方知りません。豆腐に様々なメーカーの様々な商品名があるように、この「香脆雲筍」も色々とあるようです。
調べてみると、次の商品名がありました。他にあるとは思います。その中で食べたことのあるものは、1番、2番ですが、たぶん味付けはすべて似ていると思います。
- 香脆雲筍
- 香脆筍
- 雲筍
- 香雲筍
- 高山香脆筍
- 高山雲筍
- 高山香脆雲筍
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台湾のお土産が私のところに巡って
これは、今から7~8年くらい前ですが、実家の小樽に帰省したら、義姉が義姉の実家の姉からもらったと言って食卓に出してくれました。義姉の姉も、友人から台湾のお土産としてもらったそうで、それが巡り巡って私の口の中に入りました。
見た目はどんな感じかと言うと、メンマとはまったく違います。メンマのように茶色っぽくはなく、素材の竹の子の生と言うか、ゆで上げたときのように肌白です。それが、ラー油のような色の油と和えられて、「ラー油漬」と言った感じです。
香りは、メンマのような癖のある香りはあまりしません。ラー油からくる香ばしい香りがします。
歯応えは、メンマとは大違いです。メンマのようなしなびた感じはまったくありません。採りたての竹の子のように歯ざわりがよくシャキシャキとしています。好きです。この食感。
味は、絶品です。ラー油(勝手に決めつけてますが、ラー油じゃないかも)のピリ辛と、ほどよい塩加減の味付けがされていて、止まりません。かっぱえびせん顔負けで止まりません。
元来、私は大の竹の子好きです。北海道では、孟宗竹とかないので、せいぜい親指くらいの太さの根曲竹の竹の子なんですが、それも大好きです。その竹の子好きがさらにパワーアップして好きになりました。
姉に入手経路を詳しく聞くと、先に書いたように台湾のお土産と言うことで、日本では売っていないらしいと。とその時は思ってました。しばらく、何年もそう思ってました。
また食べたい香脆筍
その後、何度か台湾に行く機会があり、自分のお土産として「香脆雲筍」を買って帰りました。最初は、お土産屋さんを回りましたが、それらしきものは見つからず。スーパーに行って探すと似たようなものは見つかりましたが、穂先だけとかちょっと違う。スーパーの店員さんに片言の英語で尋ねても通じない。だめだこりゃと思いながら、2、3店回ってようやく見つけました。
2回目に台湾に行った時には、写真をスマホに入れて持って行ったので、店員さんに見せて一発ヒットでした。見つかった「香脆雲筍」を5袋も6袋も大人買いするんです。またいつ来れるかわからないし、開けたらすぐなくなるし。でも結構重いんです。1袋600g。6袋買ったら、3.6kg。なんか、洗濯機の容量かと思うような数字です。これほど重い思いをしてでも買って帰りたいと思うくらいハマってます。
香脆雲筍は日本で手に入る?
3年前に沖縄旅行に行ったのですが、なんとそこで発見したんです。那覇市の繁華街にある牧志公設市場の入り口付近にある八百屋さんにドーンと段ボールであるじゃないですか。八百屋の大将(おじいと言うべきか)に「これ台湾のだよね」と聞くと「弟がさ、台湾にいてさ、送ってくれるさ」と。そうか、やっぱり台湾から来たのか。早速4袋ゲット。こんなところで買えるとはなんとラッキーなんでしょ。
台湾か沖縄に行かなきゃ買えないのかと思い込んでいた私ですが、なにげに「竹の子 ラー油漬け」で google 先生に聞いたところ、見覚えのある画像がわんさか出てくるじゃないですか。それも楽天だの amazon だの。もしや日本でも買えるの? 早速しっぽをつかんだ私は画像から捜査開始。画像をたどって、商品名で「香脆筍」と言うものを特定。これを楽天や amazon のサイトで検索。発見! 見つけました。嬉しさが込み上げてきたのと同時に、今までの苦労はなんだったのかと言う悲しさが。複雑な想いですが美味しいさに変わりがあるけじゃなし。いいじゃないのぉ。
みなさんも一度試してみてください。絶品です。きっとハマります。間違いなし!
でも読み方はいまだに不明です。誰か教えて!
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